親友と会った。
今日は親友と会った。
産前のように二人きりで、自由に遊んだのは今日が初めてだった。
あまりにも心地よい空間、存在だったからここに記録しておく。
彼女は、私とは正反対だ。
・映画で人の死ぬ場面を見ても、泣かない。
・育児は、放任主義。
・パートナーと喧嘩すると、自分からは謝らない。
・生きることに、貪欲。
何もかもが、私とは真逆だ。
実はこの性格、私のパートナーとかなり似通っている。
まさに女バージョンの夫である。
繊細、共感力高すぎ、責任感感じすぎな私にはぴったりのタイプなのだろう。
例えば彼女と食事をした時、私は早々に食べ終えて彼女の食事風景を小一時間眺めていた。
つまり、ものすごく待たされた。
待たされた挙句、デザートまで頼みだすのだ。
笑っちまうくらいマイペース。
私なら慌てて相手のスピードに合わせ、
相手を待たせたら
「食べるの遅くてごめんね。」
なんて詫びてしまうところだろう。
しかし彼女は気にしない。
彼女の気の遣えなさが心地いい。
(彼女の名誉のために言うが、
「気遣い」は0ではない。
気を遣ってくれる場面と、
そうでない場面のバランスがちょうどいい。)
私の心の病気のことを打ち明けた時は、
なんでもないことを聞いたように、サラッと受け流してくれた。
受け流し…てはないな。
スッと受け止めてくれた。
まるでたわいもない世間話をするように。
ありがたいなぁ。
ありがとう。
彼女には、彼女のままでいてほしい。